アマゾン群馬の森とは?
1992年、ブラジルリオデジャネイロで開催された「ECO92(地球サミット:環境と開発に関する国際会議)」で、アマゾンの熱帯雨林の役割が、地球環境にとって重要であることが確認されました。
ブラジルでは現在、約150万人の日系人が生活していますが、私たちの住むアマゾン地域にも多くの日系人がおります。その中の群馬県出身移住者とその家族で組織している「在北伯群馬県人会」と、群馬県民が一体となり、アマゾンの熱帯原生林を保護していこうと立ち上がりました。児童生徒も募金に協力し取得した原生林、それが「アマゾン群馬の森」です。
群馬の森の概要
| 位置 |
ブラジル国パラー州サンタバーバラ郡(州都ベレンより約50km、モスケイロ島へ向かう途中) |
| 面積 |
約540ヘクタール(東京ドームの約115倍) |
| 所有者 |
在北伯群馬県人会 |
| 森の沿革 |
この森は、古くからポルトガル系の移住者によって農業用地として所有されていたものでした。幸い、地主の管理により広大な面積の原生林が、今日にいたるまでほぼ完全な形で保全されていました。この土地との出会いが、当県人会の熱帯原生林保全事業推進の要因となりました。尚、土地の取得に際して、群馬県、(社)国土緑化推進機構、(財)地球・人間環境フォーラムをはじめ、多くの皆様のご支援・ご協力を頂きました。 |
| 森のすがた |
群馬の森は約400ヘクタールの原生林と、140ヘクタールの再生林からなっています。

原生林部分
熱帯雨林の原生林で、そこには地域特産の有用材として知られる「イペー」「スクピラ」「ジャラナ」などの巨木が自生しています。そのほかにも多種多様な樹種が生い茂っており、生息する生物種は数万単位と推測され、様々な研究分野から関心が寄せられています。首都近郊では稀に見る景観です。詳しくは原生林の概要ページをご覧下さい。
再生林部分
群馬の森では、この再生林を利用して、アマゾン地域に有効な植林試験を実施しています。特に、永続的な土地利用の観点から、ブラジル北部日系人の主要農業産品である「コショウ」と、有用材として知られる「マホガニー(アマゾン産とアフリカ産)」の混植林造成を実施し、その農業上の効果について調査を進めています。詳しくは植林試験地の概要をご覧下さい。―((社)国土緑化推進機構支援事業) |
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