アマゾン群馬の森10年の歩み
第5回 生方 大六さん (群馬県移住家族会名誉会長)
アマゾン「群馬の森」の10周年に寄せて
群馬県海外移住家族会
名誉会長 生方 大六
1998年8月アマゾン「群馬の森」が竣工して以来、群馬とブラジルの交流の流れが大変革いたしました。以前はサンパウロが中心で、北伯へも県人会が発足して訪問もありましたが傍流でした。この流れを変えたのが久保田富一郎大先生、岡島博会長、山田忠雄山梅造園社長でした。
久保田先生は若くしてブラジル移住を志したが、長男故かなわず政治家となってもその志は持ち続け、ブラジル移住者に意を注がれ、先生の提唱された支援事業に群馬県海外移住家族会の先輩役員も賛同、事業協力に力を尽くしました。これらの仕事は本来家族会のものなのです。日伯友好病院、身障者厚生施設やすらぎホーム、サントス厚生ホーム、カンポス肺療養所の支援がこれに当たります。そして最後の総仕上げが壮大なアマゾン「群馬の森」の創立でした。
夢のような話ということで誰もが半信半疑でした。先ず議員仲間を説得され、全員が寄付金拠出、知事が募金代表となり、私も海外移住家族会会長として率先協力、全会員が自ら拠出は勿論、小中高校から仲間の事業経営者に向け募金活動を行いました。私は長い間教職にあったため教え子も多く且つ建設関係の事業を営む者が多かったので彼らにもお願いしたところ「先生のことなら協力致しましょう」と予想以上の成果が挙がりました。その甲斐あって、私も家族会もブラジル国より「グランクルース章」をいただきました。
関係者の当初の目論見はアマゾン自然林保存のみということでしたが、次第に発展 地域開発貢献となり研究員派遣、「子ども緑の大使」派遣も年々盛んとなり第一回生の角田君は早稲田大学の学生になりました。
大学生と言えば昨夏、北伯を一人で訪問時に会った女子学生の秋田彩芳さんは日本大学の学生で仲間とアマゾン「群馬の森」を実地調査され、10月の学園祭に発表された由、私もご案内をいただきましたが残念乍ら出席出来ませんでした。アマゾン「群馬の森」もこのように日本国内で知れ亘りました。
「群馬の森」今後一層の地域貢献と北伯群馬県人会皆様の御健勝を祈念いたします。
|
|